tofuさん主催のトリプルチーム戦にいつものメンバー(でんりうさんとローズマリーさん)と一緒に参加してきました。
今回はメンバーがORASレート準拠ルール、イッシュファイナルルール、トリプルGSルールのいずれか担当を決めて戦うというものでした。
自分はトリプルGS部門を担当しました。
凡才だからGSトリプルのPT案思いつかない。
— すきやバイト (@baitopoke) 2016年9月21日
チームメイトからアドバイスのクソリプが飛んでくる
ただこのアドバイスがあまりにも意味が分からなすぎたので、効果音の意味するところを自分なりに解釈してみました。
どかーん→ラティオスの流星群!!
ぎゅいんぎゅいーんごぉおおおおお→ゼルネアスのジオコントロール!!
どっかーん→ゲンシグラードンの噴火!!
どっかーん→ジオコントロールを積んだゼルネアスのマジカルシャイン!!
どっかーん→メガガルーラの恩返し!!
びゅおおおおお→ファイアローの追い風!!
そうか・・・・・・そういうことだったのか・・・・・・!!!
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持ち物 |
技 |
特性 |
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ガルーラナイト |
猫騙し |
恩返し |
不意打ち |
吠える |
精神力→親子愛 |
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パワフルハーブ |
ジオコントロール |
守 |
フェアリーオーラ |
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紅色の珠 |
噴火 |
大地の力 |
岩雪崩 |
守 |
終わりの大地 |
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命の珠 |
追い風 |
疾風の翼 |
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拘りスカーフ |
流星群 |
竜の波動 |
神秘の守り |
浮遊 |
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オボンの実 |
10万V |
悪の波動 |
横取り |
電磁波 |
浮遊 |
:陽気AS
:臆病HBCS調整(最速、珠メガレックウザの画竜点睛耐え)
:控えめCS
:陽気AS
:控えめCS
:冷静HBCD調整(最遅個体)
第6世代の環境では炎とフェアリーの全体技でごり押すのが一番強いと偉い人が言っていたので、「噴火」するゲンシグラードンと最強のフェアリー伝説ポケモンのゼルネアスを軸に組んでみました。
見ての通り上からゼルネアスとゲンシグラードンの攻撃を通すのがコンセプト。
周りの一般ポケモンは基本的に補助の役割を担いますが、トリプルは6匹を選出するので置物になりにくいポケモンを選んでみました。
個別解説
メガガルーラ@ガルーラナイト
<精神力→親子愛>
[陽気H4 A252 S252]
181-177-120-×-120-167
猫騙し 恩返し 不意打ち 吠える
・メガ進化前の特性が精神力なので確実に「猫騙し」が使えて、伝説ポケモンに劣らない火力を持ち、「不意打ち」という先制技を持っている第6世代最強ポケモン。
・ミラーも考えて最速。
・「吠える」はトリックルームやメガゲンガーの影踏みへの対策、そしてゲンシカイオーガやゲンシグラードンでの天候取り合いに有利になると思い採用しました。予選でもこの技でトリックルームを防ぐ展開があり、試合を有利に運ぶことができました。
・メインウエポンに自身の体力がゴリゴリ削られる「捨て身タックル」ではなく「恩返し」を選択しました。火力が少し足らないかなと感じる場面もありましたが、自身の体力を温存して再度「猫騙し」を打つチャンスを伺える方がいいと思い、「恩返し」を選択しました。
ゼルネアス(非理想個体のため理想個体想定で表記)
<フェアリーオーラ>
[臆病H44 B20 C188 D4 S252]@パワフルハーブ
207-135-118-175-119-166
・「ぎゅいんぎゅいーんごぉおおおおお」「どっかーん」枠。
・主にメガガルーラの「猫騙し」+「ジオコントロール」から展開し、相手を制圧していきます。
・ミラーを考えて最速。上記にもあるように陽気メガレックウザの命の珠「ガリョウテンセイ」耐え調整。
ゲンシグラードン(非理想個体のため理想個体想定で表記)
<終わりの大地>
[控えめB4 C236 D12 S252]@紅色の珠
176-180-181-220-112-142
噴火 大地の力 岩雪崩 守
ぐるぐるぐるぐるどっかーん!
(⌒⌒)
ii!i!i
ノ~~~\
,,,,,,,/^∀゜#\,,,,,,,,,,
う、うぉおおぉぉぉおおああぁあーーーーー!!!(ドビュルルルル!!)
・噴火戦士がほしかったので特殊ゲンシグラードン。
・「岩雪崩」の枠は「火炎放射」「竜の波動」「炎のパンチ」「アイアンヘッド」などから選択だと思いますが、怯みの追加効果は偉大なのでこの技を選択しました。一度も打たなかったので要検討。
ファイアロー@命の珠
<疾風の翼>
[陽気H4 A252 S252]
154-133-91-×-89-195
・今回の「鳥」枠。ファイヤーはGSについてこられないと判断したので置いてきました。
・トリプルGSでも対角から攻撃できるというのは強かったです。(後述の2体も対角から攻撃できる技を持っています)
ラティオス@拘りスカーフ
<浮遊>
[控えめH4 C252 S252]
156-×-100-200-130-162
流星群 サイコキネシス 竜の波動 神秘の守り
・めちゃつよポケモン。
・タイプ相性と特性のおかげでゲンシグラードンとゲンシカイオーガの攻撃に後投げして一度は行動することができます。
・こだわりスカーフを持つことで、メガゲンガー、メガボーマンダ、レックウザ、クロバット、ホワイトキュレムなどGSで強いポケモンたちを上から奇襲して倒すことができます。
・「神秘の守り」でドーブルの「ダークホール」対策をしていました。
・「癒しの波動」も覚えられるポケモンなので、「癒しの波動」→体力の削れたゲンシグラードンのHP回復→「噴火」どっかーん!!!という芸当もできます。
ロトム@オボンの実
[冷静H244 B84 C100 D76]<浮遊>
156-×-138-151-137-81(S個体値0)
10万V 悪の波動 電磁波 横取り
・H:怒りの前歯でオボン発動するよう偶数に調整。B:オボン込みで陽気メガガルーラの「捨て身タックル」耐え調整。D:C2段階上昇したゼルネアスのダブルダメマジカルシャイン耐え調整。残りC。
・このPTがトリックルームを貼られて、下からゲンシカイオーガの全体技を通されるのがキツそうだと感じたため、地雷ポケモンとして最遅ロトムを投入しました。トリックルーム下でもゲンシカイオーガを「10万V」で攻撃することができます。
・また「電磁波」をバラまいて相手の「ジオコントロール」をつんだゼルネアス等を止める役割も担ってもらいました。しかしその役割を担わせるなら、麻痺したジオコントロールを積んだゼルネアスの上を取れるS実数値84がベストでしょう。今大会はS個体値6か7のロトムの孵化厳選が間に合わなかったので、最遅ロトムとなっています(特攻の努力値を削って素早さに少し振るのもありかもしれません)。
・タイプ相性と特性のおかげでゲンシグラードンとゲンシカイオーガの攻撃に後投げして一度は行動できるポケモンその2。メガボーマンダやファイアロー、メガレックウザの飛行技の一貫を切る目的もありました。
・「横取り」戦士。予選で相手があきらかに追い風を選択する場面があったのに、なぜかこの技を使わなかったのはガバ。
・「ハイドロポンプ」ではなく「悪の波動」を採用したのはゲンシグラードンが天候を終わりの大地状態にしていると打つことができないこと、また対角にも打つことができ、怯みの追加効果も狙える技として採用しました。
個人戦績:個人3勝1敗
チーム戦績 :予選を2勝1敗で通過するも、「君の名は。メロス」チームに敗れて決勝トーナメント1落ち
トリプルGS雑感
・伝説ポケモンが暴れるルールということで圧倒的な迫力がありました。
・3方向から攻撃が飛んでくるため、ゼルネアスが通常のダブルのGSルールと比べてジオコントロールを積みにくい気がしました。先発のゲンシグラードンやラティオス等で相手の残数を減らしてから、後発ゼルネアスで締めるという展開が強いと思います。
・叩きテラキオンが強すぎるので対策必須(A6段階上昇命の珠テラキオンのダブルダメ岩雪崩で耐久無振りゲンシグラードン乱数1発、ナットレイのパワーウィップ耐え調整ゲンシカイオーガ確定1発)。
・通常のトリプルレートでは先発の3匹のみを選択していれば自動的に6匹選出されますが、ノーマルルールのフレ戦で3匹しか選出していないとその3匹しか連れて行くことができません。気をつけましょう。
・自分としては以前カンザキさんが主催されていたGSトリプル大会でのリベンジも兼ねての出場でした。このときのメンツはでしたが、このときホウオウが弱いというのが分かったので、いつもチーム戦で入れていた炎・飛行枠はファイアローとなりました。
・自分たちのチーム「Three Wings」は、実は全員が初代準伝説3鳥(サンダー・フリーザー・ファイヤー)のいずれかを手持ちに加えてPTを組むという縛り(?)をやっていましたが、今大会は自分も含めてだれも3鳥を使っていませんでしたw
・主催のtofuさんお疲れ様でした。(まだ大会進行中だけどw)
・自分とチームを組んでくれたのでんりうさんとローズマリーさんに感謝。楽しかったのでサン・ムーンでもトリプルが存続していれば(←ここ最重要)、またチーム戦やってみたいですね。