10月のネット大会のトリック・オア・トリート大会!?(以下ToT)に参加してきました。各国で怖いイメージのあるポケモンの使用が認められていると言いますが、はたしてピカチュウやコラッタの参加はどうなのでしょうか・・・?。
この大会の成績は45戦中30勝15敗で最終レートは1706くらいであまり奮いませんでしたToT
*追記(11/05)
最終結果
この大会の使用ポケモンの主に予想されたトップメタのポケモンたちが、ウルガモス、マニュ―ラ、サザンドラ、クロバットといった高速広範囲の低耐久ポケモンたちが多いので、それらに対抗するためにトリックルームでS関係を逆転させ、下から高火力で殴ることを軸にすることに決めました。使用ポケモンが限定されている環境ならば、トリックルームを防ぐ方法もおのずと限定されているはずだと思い、考察を開始しました。
このルールはトリックルームを妨害する挑発を覚えられるポケモンや、トリックルームを貼ることのできるエスパーやゴーストに大きなダメージを与えられる悪タイプがわんさかいて、トリル展開に持ち込むことすら難しそうだと感じました。そんなときこいつが目に留まりました。
フェアリーエスパーの複合タイプのため悪タイプの技が等倍で、また自分でトリックルームを貼ることができるだけでなく、猫騙しで隣のポケモンのトリックルームを補助することができる!さらにフェアリーとエスパータイプの技がトップメタにかなり刺さっている!これは強い!採用決定!
ただしバリヤードはS90と結構速いポケモンで、最遅までS個体値を落としてもギルガルドやグランブルなどよりS実数値が高いこと、また相手のウルガモスやヒートロトム、ギルガルドを相手にするのは厳しそうだと考えました。そこで、炎への打点ともう1匹のトリックルーム要員としてブルンゲル、命中に不安があるもののトリル下で圧倒的な制圧力を持つガラガラ、ここまでで水ロトムが厳しそうだと感じたのでパラセクトとサザンドラを採用しました。さらに電気打点と対ギルガルドやグランブルなどのフェアリーを意識して、鬼火持ちのヒートロトムを採用してPTが完成しました。
パラセクトがピースしててかわいい。
ブルンゲルの性別は♀だけど、♂の画像であることを初めて知る。
立ち回り
初手はほぼバリヤードブルンゲル。相手の初手は大体猫騙し要員(大抵マニュ―ラ)+挑発持ち(大体クロバット)or高火力でブルンゲルを倒せるポケモン(大体メガネサザンドラ)。
1.
バリヤードでマニュ―ラに猫騙し、ブルンゲルはトリックルームを選択。
バリヤードはマニュ―ラに猫騙しを打たれることが多いですが、クロバットの挑発はブルンゲルのメンタルハーブで無効。吹き飛ばしされたら諦める。
あとはひたすら技を打ちまくって相手の頭数をどんどん減らすだけ。
2.
バリヤードでマニュ―ラに猫騙し、ブルンゲルはサザンドラに交代。
バリヤードにマニュ―ラが猫騙し、ブルンゲル方向の悪の波動をサザンドラで受ける。
次のターンでこちらのスカーフサザンドラで相手のサザンドラ方向に流星群を打ち込み、相手のマニュ―ラは大体氷技をサザンドラに打ってくれているので、(90%を外さなければ)バリヤードは安全にトリックルームを貼ることができます。
個別解説
バリヤード 冷静 147-×-100-151-140-85(最遅)
Hぶっぱ(H種族値低すぎィ!)
HB:命の珠陽気マニュの叩き落とす耐え、なお拘り鉢巻マニュ―ラに殺された模様(耐え調整とは)
C:残り全部
エスパーとフェアリーの技範囲が優秀。地味に特性防音が強く、バクオングの爆音波、ヤミラミやブラッキーのバークアウト、ウルガモスの虫のさざめきなどを無効化できて素晴らしかったです。Cに努力値をかなり回しましたが、マジカルシャインでサザンドラならなんとか倒せますが、無振りマニュ―ラは確定2発です・・・。
サイコショックはスカーフウルガモスのオバヒ耐え調整しているクロバットや、Bに薄めのウルガモスに少しでもダメージ増えるかなと思って採用しました。
ラムの実はヤミラミ+クロバットの重力催眠術に対してトッリクルームで切り返すことを狙って持たせましたが、そういうPTには当たらず、威張るや鬼火からの回復のときにだけ発動しました。鉢巻クロバットがつらいと感じたので毒半減実を持たせるべきだったかもしれません。
ブルンゲル 冷静207-×-90-150-126-58(最遅) HCぶっぱ
HD:臆病サザンドラのメガネ悪の波動は乱数50%
HB:マニュ―ラの叩き落とす耐えない^q^
適当にボックス内にいた奴を引っ張り出して使用。トリル下で潮吹きしているだけで強かったです。水技持ちが少ないと思ったので貯水ではなく呪われボディを採用。岩半減実のウルガモスが多かったようで、それを水技で消し飛ばすのは気持ちよかったです。猫騙しが効かないトリックルーム要員としてはこいつが一番優秀だと思いました。
大会中に知ったんですが、こいつマジカルシャイン覚えるんですね・・・。
ガラガラ 勇敢167-145-130-×-101-45(最遅) HAぶっぱ
メイントリルアタッカー。浮いているポケモンを相手にすることが多く、骨ブーメランを投げるより、岩雪崩をしているときの方が多かったです。空元気は技スペが余ったのでヤミラミの鬼火を意識して入れていましたが、ドロポンはずれ期待してミトムを撃ち落とす→骨ブーメランができるように、またウルガモスを確実にしとめるために撃ち落とすを採用すべきでした。
サザンドラ 臆病168-×-110-177-110-165(最速) CSぶっぱ
PT内の悪や霊の一貫を消すために採用。同速対決を制するため、またクロバットやオンバーンなど早いポケモンたちの挑発や吠えるを止めるために臆病スカーフ。実際サザンドラミラーでSが負けたことはありませんでしたが、流星群が外れたときは悲しみの涙を流しました。竜の波動だと乱数が変わるからしょうがないですね・・・。トリルが切れたあとの掃討役も担ってもらいました。
パラセクト 生意気167-115-103-×-143-31(最遅) HぶっぱD11nB余り
怒りの粉でトリルを貼る際の補助。トリル後もS30からのキノコの胞子で置物にならないと思っていましたが、耐久に努力値を振りすぎ、火力はお察しでした。トリパミラーを制するという役割も考えるとこの枠は輝石パラスでもよかったかもしれません。相手のミトムはこいつで眠らせるか、うまくサザンドラに対面させないときついです。
性格を勇敢にしてHAぶっぱにしたり、そもそもモジャンボというポケモンに変えるというのもありだったかもしれませんね。
ヒートロトム 控え目 157-×-131-154-127-113 調整不明
ボックスにいた適当な個体その2。対ギルガルド。水浸しされたヌケニンへの打点。サザンドラやオンバーンなどを誘い出す。フェアリー耐性も兼ね備える。電気技を打つ時は味方のガラガラの避雷針に注意。鬼火を外さなかった偉い子。
ToT中の軌跡
1日目
余裕を持って戦っていた頃。開幕8連勝からスタートして順調な滑り出し。
2日目
わりと試合数に余裕を持って1700に到達。想定通りの動きができ、ガラガラ、ブルンゲル、バリヤードのトリル下での制圧力にはしゃいでいました。
3日目
爆死。トリパミラー多すぎ。いろんなPTで半減実が発動してひっくり返る。1700台との対戦が多く、いろんなPTを見ることができて大変勉強になりました。
最高レート(ここから4連敗して闇に飲まれた)
悔しかったので、もう1つ登録していたROMで、感じていた改善点を盛り込んだPTで潜ってみました。夜も遅かったので、1敗するまでどこまで連勝を積み重ねられるか挑んでみました。
4連勝した後、モジャンボ使いに敗北。完。
最後にハロウィン要素が少ないなと思ったので、週末に遊びに行ったポケセン広島のハロウィンの飾りつけの画像置いときます。