【USUMダブル】ゲンガエンジャラ+シルヴァディ入り湿原誓い【VGC2018】
(湿原誓い+ジャラランガ)×(メガゲンガー+ジャラランガ)=強い!?
結果
シーズン15ダブルレートを1600~1750をうろうろ
構築経緯
・なにも考えずに御三家統一で遊ぶぼく「こだわりスカーフ持ち草タイプ(ジュナイパーやジャローダ)+アシレーヌで湿原誓いを展開して相手を制圧するのまあまあ強くて楽しい~^^」
・バルドルさんの湿原誓いジャラランガの記事を読んだぼく「湿原誓いとジャラランガを組み合わせると強いのかあ」
・パメラさんの記事を参考にして、ゲンガエンジャラランガで遊ぶぼく「メガゲンガー+ガオガエン+ジャラランガ+カプ・ブルルの組み合わせ強すぎるなあw」
pamela-emuritto.hatenablog.com
・無茶苦茶な思考をするぼく「強い2つのPTがあるなら、そのコンセプトを組み合わせればもっと強くなるんじゃないだろうか!!??」
①ジュカインの「くさのちかい」+アシレーヌの「みずのちかい」の湿原誓いで上をとってジャラランガを展開すると強い。
②メガゲンガーの「ほろびのうた」+ガオガエンの「ねこだまし」「とんぼがえり」+ぼうおんジャラランガ+カプ・ブルルの「まもる」は滅びパの動きができて強い。
③メガゲンガーの特性かげふみで相手の交代を封じながら、ジャラランガやカプ・ブルルの攻撃を通すと強い。
①×②×③=
=超強い!!??(ほんとか?)
・なんだかジュカインとカプ・ブルルの草タイプが被っているのは、気に入らないなあ。カプ・ブルルのグラスフィールドはフィールドを上書きできると強そうだし、変えるならジュカインの枠かなあ。
・「くさのちかい」を覚えるポケモンで、そこそこ速いポケモンにシルヴァディが該当したので採用してみました。
・完成!!!
個別解説
〇ゲンガー→
特性:のろわれボディ→かげふみ
持ち物:ゲンガナイト
性格:ひかえめ
努力値:H108 C148 S252
実数値:149-63-80-185-90-162
→149₋63₋100₋229₋135₋182
H:奇数
B:いじっぱり霊獣ランドロス(A216)のダブルダメ「じしん」をいかく込みで確定耐え(122~146)
C:残り
D:おくびょうカプ・コケコ(C147)のZ「10まんボルト」高乱数耐え(127~150)(エレキフィールドなし)
S:準速、最速110族+4
・大体初手に投げて「まもる」を押していました。
・与ダメージ
「ヘドロばくだん」
→H252カプ・テテフ(H177D135)を高乱数1発(174~206)
→H252カプ・レヒレ(H177D150)を低乱数1発(156~186)
→H252メガサーナイト(H175D155)を低乱数1発(152~180)
「シャドーボール」
→H4メガメタグロス(H156D130)を確定1発(162~192)
特性:ぼうおん
持ち物:ジャラランガZ
性格:ひかえめ
努力値:H84 B4 C164 D4 S252
実数値:161₋117₋146₋155₋126₋137
技:スケルスノイズ/けたぐり/かえんほうしゃ/まもる
H:奇数
B:ようき霊獣ランドロス(A197)のZ「じしん」高乱数耐え(136~162)
C:残り
D:端数
S:準速
・ エース。
特性:いかく
持ち物:フィラのみ
性格:のんき
努力値:H236 B140 D132
実数値:200-135-140-100-127-58
H:4n(木の実回復効率最大)
B:残り
D:おくびょうカプ・コケコ(C147)のZ「10まんボルト」高乱数耐え(171~202)(エレキフィールド込み)
S:最遅
・PTの潤滑剤なので努力値はすべて耐久に回しました。特殊耐久に最低限必要と思われる分を割き、残りは物理耐久に。また、相手のガオガエンより後に「とんぼがえり」をしたい場面が多かったり、「ほろびのうた」の判定も考慮して、Sラインは最遅としています。
特性:グラスメイカー
持ち物:きあいのタスキ
性格:いじっぱり
努力値:A252 D4 S252
実数値:145ー200ー135ー×ー116ー127
H:グラスフィールドの回復効率最大(16n+1)
A:ぶっぱ
D:端数
S:準速(準速70族や最速61族を意識)
・「ねこだまし」程度ののスリップダメージならグラスフィールドで勝手に回復して持ち物のきあいのタスキが生きてきます。きあいのタスキのおかげでアギルダーの「いのちがけ」なんかも耐えるのもいい感じです。
・相手のゲンガーの「ヘドロばくだん」やヒードランの「ねっぷう」等でもきあいのタスキが発動していました。
・効果抜群の技を打たれ、きあいのタスキまでHPを削られる→「ウッドハンマー」の反動ダメージで自主退場するという動きや、「ウッドホーン」で回復する動きがなかなかに便利でした。
・「ふきとばし」はラッキー対策だったり、トリックルーム対策だったり、積みポケモン対策だったり。ときたま隣のポケモンに打つこともありました。
特性:ARシステム
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき
努力値:H4 A252 S252
実数値:171ー147ー115ー103ー115ー161
技:だいばくはつ/こごえるかぜ/くさのちかい/すてぜりふ
・初手に投げて「こごえるかぜ」や「すてぜりふ」で相手をかき乱したり、アシレーヌと合わせて「くさのちかい」+「みずのちかい」で湿原誓いを展開したりするのが仕事。
・「だいばくはつ」はメガゲンガー入りや「まもる」を多用したこのPTならではの技。威力はダブルダメでカプ・コケコを1発で倒せる程度ですが、メガゲンガーの攻撃と合わせることで盤面をかき乱すことができます。
・メガゲンガー入りの自分のPTに初手で出てくるカプ・テテフはこだわりスカーフ持ちと半分決めつけて動いていました。カプ・テテフとシルヴァディは同じ95族ですが、性格をひかえめと決め打って、こちらのシルヴァディの方が早い、また性格おくびょうでも5割の同速ゲーに勝てばいいやと思って、「だいばくはつ」で倒したり、「こごえるかぜ」でSを下げる動きをしていました。
・与ダメージ
「だいばくはつ」
→H4カプ・コケコ(H146D95)を確定1発(148~175)
「こごえるかぜ」(ダブルダメ)
→H4霊獣ランドロス(H165D100)を確定3発(64~76)
→H68D252メガボーマンダ(H179D142)高乱数4発(44~56)
特性:うるおいボイス
持ち物:いのちのたま
性格:ひかえめ
努力値:H252 B4 C172 D44 S84
実数値:187ー78ー95ー178ー142ー91
H:ぶっぱ
B:端数、残り
C:湿原誓いアタックでH4カプ・テテフ確定1発
D:おくびょうメガゲンガー(C222)の「ヘドロばくだん」高乱数耐え(158~188)
おくびょうカプ・コケコ(C147)の「10まんボルト」高乱数耐え(156~188)(エレキフィールド込み)
S:相手側に追い風と湿原が同時に発生している場合に、最速110族(メガメタグロス、ラティアス、ゲンガー等)抜き
最速30族+1
無振り70族+1
「みずのちかい」:ジュナイパーの「くさのちかい」と合わせて湿原を作る目的で多用しました。特性よびみずに吸われないという効果もあります。
「ムーンフォース」:優秀なタイプ一致技。
「ハイパーボイス」:特性のおかげで水タイプの全体音技となります。「みがわり」持ちヒードランへの打点として重要でした。うるおいボイスにスキン補正ください。
「まもる」:相手の攻撃を凌いだり、湿原誓いを打つタイミングを隣と合わせるのに。
・与ダメージ
「みずのちかい」+「くさのちかい」のアタック
→H4カプ・テテフ(H146D135)を確定1発(146~172)
→H252ミロカロス(H202D145)を確定1発(270~320)
→H252霊獣ランドロス(H196D100)を確定1発(196~234)
→D1↑H252カプ・レヒレ(H177D150)を確定1発(190~226)
→H4メガガルーラ(H181D120)を中乱数1発(162~192)
「みずのちかい」
→H236D132ガオガエン(H200D127)を確定2発(166~198)
「ムーンフォース」
→H84D252振りメガボーマンダ(H181D142)を高乱数1発(174~211)
→H252ラティアス(H187D150)を低乱数1発(166~198)
→H4メガガルーラ(H181D120)を確定2発(105~125)
→H236D132ガオガエン(H200D127)を高乱数2発(99~117)
「ハイパーボイス」(ダブルダメ、特性うるおいボイス)
→H4メガガルーラ(H181D120)を確定3発(74~87)
→H252ヒードラン(H198D126)を確定2発(140~166)
→H236D132ガオガエン(H200D127)を確定2発(140~166)
選出
〇先発+、+
・基本選出。初手から「ほろびのうた」を通すか、ジャラランガを通すの2択を相手に迫っていく。
・VSリザクレセランドカビゴンコケコ系統。
・VSサナガエン系統。
〇先発+、後発+/
・初手メガゲンガー「まもる」、ガオガエン→シルヴァディに交換の動きから入り、2ターン目以降は「ほろびのうた」を通して詰めていく。ジャラランガのZやカプ・ブルルのきあいのタスキの切りどころが重要です。
〇先発+、後発+/
・相手の初手を見て行動を決める。シルヴァディの「だいばくはつ」+メガゲンガーの攻撃を通すか、シルヴァディの「すてぜりふ」+メガゲンガーの「ほろびのうた」を通す。あるいはシルヴァディを素でガオガエンに引きながらメガゲンガーは「まもる」を選択し、2ターン目以降に「ほろびのうた」+「ねこだまし」の動きを通す。メガゲンガーは「まもる」で交代を封じながら、シルヴァディで「こごえるかぜ」を連打することで、ビートダウン系の動きもできます。
・カプ・テテフを「だいばくはつ」で倒すか、「こごえるかぜ」を当ててメガゲンガーの「ヘドロばくだん」で縛っていきたい。
〇先発+、後発+/
・1ターン目に湿原誓いを展開して上を取り、裏のジャラランガを通す。
・対ジャラランガ。
〇先発+、後発+//
・ガオガエンをシルヴァディに引きながら、アシレーヌは「まもる」。2ターン目に湿原誓いを展開して裏のメガゲンガー/ジャラランガ/カプ・ブルルを通していく。
〇先発+、後発+
・対ラッキー構築。メガゲンガーの「ほろびのうた」をラッキーに聞かせたいが、最近のラッキー構築は高確率で特性ぼうおんのバリヤードかマネネの「スキルスワップ」で「ほろびのうた」を無効にしてくる。そのためカプ・ブルルの「ふきとばし」をラッキーに使い、特性をリセットする動きが重要になってくる。ヤミラミの「ちょうはつ」や「サイドチェンジ」に注意すること。アシレーヌの「みずのちかい」や「ハイパーボイス」がツボツボやメレシーに、「ムーンフォース」がヤミラミに抜群で入るのがポイント。
感想
・前記事含めての感想としては、湿原誓いというギミック自体は強いもののフィールドや「ねこだまし」使いを入れたPTの増加(主にガオガエン入り)等の環境等に適応しきれていないのではと、感じました。全体的にゲームスピードがスローになっている中で、上をとって大火力を押し付けてイージーウィンという展開にはなかなかできなかったように思います。
・シーズン16はとりあえずスペシャルレート(上位禁止シングル)を頑張る予定なので、ダブルバトルに今まで通り取り組むかはわからないです…。楽しいPTを思いついたら潜ろうかなあ。