ポケモンの仲間大会に参加しました。
こんにちは。バイトぽけです。クルマユカップという中間進化限定ポケモンのみ使用可能という面白そうなルールの仲間大会があったので、参加してきました。なんと上位景品には「Vジェネレート」を覚えたレックウザもあるとのこと!うおおおお!!!
結果
TNすきやバイト 1477 53位 5勝6敗(2回線切れ負け)
TNサン 1595 8位 11勝4敗
サンROMは一時は1633まで上げていたのですが、そこから2連敗してフィニッシュでした。あそこからもう2勝できていれば優勝も見えていたのかあ。。。
大会概要
blanceles-yusui.hatenablog.com
・7月13日20:00~24:59
・シングルフラットルール(6匹中から3匹を選ぶ)
・持ち時間制(7分)、見せ合い時間90秒、行動選択画面45秒
・すべてのポケモンは自動的にLv.50になる
・15試合
・過去作産OK
・Zクリスタルあり
・しんかのきせきなし
構築経緯
・まずはこの環境でS種族値105と最速で、またC種族値120と火力もあるユンゲラーに注目しました。上から高火力で殴っているだけで強そうです。しかしながら、H種族値は40、B種族値は30と物理耐久はペラペラなため、きあいのタスキを持たせ、行動回数を稼ぐことを考えました。特性マジックガードのおかげでステルスロックや状態異常でHPが減らないのも優秀です。
・ここで相手もユンゲラーを使ってくることを考える必要があります。ユンゲラー同士の同速勝負以外で相手のユンゲラーを止めるために、あくタイプのポケモンを探したところ、コノハナ、ワルビル、ジヘッドが該当しました。コノハナは種族値や覚える技が貧弱(「はたきおとす」を覚えないなど)で、ジヘッドは特性はりきりで命中不安が残るため、ワルビルを選択しました。
ユンゲラーは「マジカルシャイン」や「エナジーボール」等を覚えるため、サブウェポンも豊富です。対面の勝負で押し負けないように、ワルビルにはこだわりスカーフを持たせることにしました。
・さらに相手のユンゲラーに厚くするため、はがねタイプのポケモンの採用を考えました。レアコイル、コドラ、メタング、ギギアル、ニダンギルが該当します。この中で一番強そうに見えたニダンギルを採用することにしました。「かげうち」でユンゲラーを縛り、なおかつおくびょうユンゲラーの「シャドーボール」を調整すればきちんと耐えられるため、対面では有利だろうと考えました。
ユンゲラー、ワルビル、ニギンダルの3匹を基本選出としたとき、持ち物が決まっていないのはニギンダルだったので、Z枠はニギンダルに。通りの良さも考えて、ゴーストZを持たせることにしました。
・このままだと相手のきあいのタスキ持ちのゲコガシラ、モウカザルやイノムー、ワルビルが重いと感じたため、ドテッコツを採用しました。このポケモンにはタイマン性能を高める意味でとつげきチョッキを持たせました。
・あとはタイプ相性表を睨みながら、強そうなポケモンたち(ジャノビー、ニャヒート)を強そうな型で育成して詰め込みました。
個別解説
特性:マジックガード
持ち物:きあいのタスキ
性格:おくびょう
種族値:40ー35ー30ー120ー70ー105
努力値:B4 C252 S252
実数値:115ー×ー51ー172ー90ー172
技:サイコキネシス/マジカルシャイン/シャドーボール/エナジーボール
「サイコキネシス」:タイプ一致技。メインウェポン。Dの低いポケモンが環境に多いため、「サイコショック」より優先度は高い。
「マジカルシャイン」:対あくやドラゴンタイプ(ジヘッド、オノンド、ガバイト等)に。
「シャドーボール」:ミラー対決やニダンギル、メタング等に刺さるので。
「エナジーボール」:ヌマクローやガマガル、サイドン、ワルビル等への遂行技。
・使い方は進化系のフーディンとあまり変わりません。上から殴るだけ。技範囲も広く、高火力なため、多くのポケモンを上から縛っています。上記にもあるように、特性マジックガードのおかげで、ステルスロックや火傷、毒できあいのタスキが潰されないので、タスキを温存する立ち回りを心がけていました。
・きあいのタスキの発動率はなかなかのものでした。「ロックブラスト」等の連続技で突破したり、先制技で縛ったり、「がんせきふうじ」や「こごえるかぜ」等で縛りを逆転させたりと、いろんな人が対策法を練っていたように思います。
・先発で荒らすもよし、フィニッシャーもよし、きあいのタスキを活かしたストッパーもよしと万能選手だったように思います。ただ同速勝負が発生するのも困りものでした^^;
〇ワルビル
特性:じしんかじょう
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき
種族値:60ー82ー45ー45ー45ー74
努力値:A252 D4 S252
実数値:135ー137ー65ー×ー66ー138
「じしん」・・・メインウェポンその1。
「はたきおとす」・・・メインウェポンその2。
「イカサマ」・・・対ニダンギル。相手の数値次第ですが、A特化ニダンギルには「じしん」よりこちらの方が入ります。「つるぎのまい」を積んでいた場合には確定1発になります。
「ストーンエッジ」・・・トゲチックやゴルバットに打つ技。ちゃんと当ててね^^;
・使い方は進化系のワルビアルと同じ感じです。ただしワルビアルより圧倒的に柔らかいので使い方には細心の注意がいりました。
・基本的に特殊技がメインウェポンの対ユンゲラーを考えており、また環境の悪技の通りもよく、全抜き性能も考慮して、特性はいかくではなく、じしんかじょうにしました。
・こだわりスカーフのおかげでユンゲラーだけでなく、同じ105族のエレブーや97族のゲコガシラ、93族のブーバー、90族のピカチュウやニャヒートより早くなれるのもいい感じです。
「じしん」
→H252ニダンギル(H166B170)を確定2発(90~108)
「イカサマ」
→HA252ニダンギル(H166B178B170)を確定2発(114~134)
特性:ノーガード
持ち物:ゴーストZ
性格:いじっぱり
種族値:59ー110ー150ー45ー49ー35
努力値:H4 A244 B4 D180 S76
実数値:135ー177ー171ー×ー92ー65
A:Z「シャドークロー」でH252ニダンギル(H166B170)確定1発(168~198)
D:おくびょうユンゲラー(C172)の「シャドーボール」確定耐え(112~134)
H、B:端数
S:残り(無振り45族と同速)
「シャドークロー」・・・メインウェポンその1。ゴーストZ(威力140)で相手のサイクル回しを破壊することも期待できます。
「アイアンヘッド」・・・メインウェポンその2。サイドン等のいわタイプやトゲチック等のフェアリータイプに効果抜群です。
「かげうち」・・・きあいのタスキ持ち以外のユンゲラーを縛っています。後述する「つるぎのまい」との相性もいいです。
「つるぎのまい」・・・物理耐久は進化系のギルガルドと数値があまり変わらないので、対面で積める相手は多いです。
・つよポケ。この環境でのはがねポケモンといえば、ニダンギルかレアコイルのほぼ2択じゃないのかなあと思っています。
特性:てつのこぶし
持ち物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
種族値:85ー105ー85ー40ー50ー40
努力値:H244 A196 B4 D28 S36
実数値:191ー165ー106ー×ー74ー65
技:ドレインパンチ/マッハパンチ/はたきおとす/かみなりパンチ
H:16n-1
A:性格補正お得な感じの11n
「マッハパンチ」で無振りワルビル(H135B65)確定1発(138~164)
B:端数
D:おくびょうユンゲラー(C172)の「サイコキネシス」確定耐え(158~188)
S:残り(無振り45族と同速)
「ドレインパンチ」・・・メインウエポン。
「マッハパンチ」・・・メインウエポン。無振りワルビルならこれで倒せます。
「はたきおとす」・・・ユンゲラー等のエスパータイプやゴーストタイプ(ゴースト、ランプラー、サマヨール、ニギンダル等)に打つ技。ただしニギンダルには逆に「つるぎのまい」の起点にされてしまうので、さっさと引いたほうがよさげでしょうか。
「かみなりパンチ」・・・マリルやトゲチックメタ。同じ40族どうしだけど、対面したらこの技を打つと決めていました。H252マリル(H177B70)は中乱数1発(160~190)(1勝)。
・進化系のローブシンとあまり変わらない使い心地でした。「ドレインパンチ」+「マッハパンチ」の強さはこの環境下でも健在でした。物理耐久もしっかりあり、ワカシャモを止めたり、イノムーやドラゴンポケモンを仕留めたりと大活躍でした。
特性:あまのじゃく
持ち物:たべのこし
性格:おくびょう
種族値:60ー60ー75ー60ー75ー83
努力値:H76 C180 S252
実数値:145ー×ー95ー103ー95ー148
技:リーフストーム/ちょうはつ/みがわり/へびにらみ
H:16n+1(たべのこし回復効率最大)
C:残り
S:最速・・・すぐ下に82族のガバイトがいるため
「リーフストーム」・・・特性あまのじゃくと相性のいい技。打つごとに特攻が上昇していきます。受けきるポケモンが少ないのも強いです。PPが8と少ないのは注意が必要です。
「ちょうはつ」・・・先発性能を高める技。「トリックルーム」や「ステルスロック」等を防ぎます。
「へびにらみ」・・・麻痺を撒きます。
「みがわり」・・・ヌマクローと対面したときに打つ技。リンドの実持ちで「ミラーコート」を打ってくる可能性があります。また「へびにらみ」とたべのこしとの相性もよく、相手が痺れて動けなくなるまで「みがわり」を貼り、相手を突破していきます。
・進化系のジャローダと大体同じようなry。先発で投げて「へびにらみ」で起点を作り、あわよくば「みがわり」を残しつつ、「リーフストーム」で相手を削ります。レアコイルやギギアル等の鋼タイプやブーバー等の炎タイプを意識して「めざめるパワー地面」を仕込むのもありかもしれません。あんまり活躍させてあげられなかったので要反省。でも削れる技もないしなあ・・・。
特性:いかく
持ち物:ホノオZ
性格:ようき
種族値:65ー85ー50ー80ー50ー90
努力値:H4 A252 S252
実数値:141ー137ー70ー×ー70ー156
技:フレアドライブ/とんぼがえり/ねこだまし/ニトロチャージ
「フレアドライブ」・・・メインウェポン。強い。
「とんぼがえり」・・・特性いかくをクルクル回すのはシングルでも強かったです。エスパーや悪タイプにも抜群なのはいい感じ。
「ねこだまし」・・・先制技。きあいのタスキや削り残しを狩ったりするのに。
「ニトロチャージ」・・・ユンゲラーやゴースト等のきあいのタスキを持っていそうなポケモンに撃つ技と想定して入れました。あんまり打たなかったなあ。クルマユ倒せなかったし。
・タイプ相性表を眺めていると、ほのおタイプのポケモンをオススメされたので、白羽の矢が立ちました。
・この環境でほのおタイプを選ぶならワカシャモ(S55族)、ブーバー(93族)、ニャヒート(S90族)あたりを選択する人が多いのではないでしょうか。役割対象のくさタイプで一番多いと予想されたのが、S83族のジャノビーであり、きあいのタスキを持って先発で「へびにらみ」を撒く型を考慮したところ、「ねこだまし」から「フレアドライブ」で対面から突破できるニャヒートを選びました。
・またはがねタイプで多いと思われたレアコイルの特性がんじょうを「ねこだまし」から潰すことができるのもポイント高いです。またニダンギルをZ「フレアドライブ」で確実に、「ニトロチャージ」+「フレアドライブ」で乱数で仕留められるのもいい感じです。
Z「フレアドライブ」
→H252ニダンギル(H166B170)を確定1発(174~206)
「フレアドライブ」
→H252ニダンギル(H166B170)を確定2発(110~132)
「ニトロチャージ」
→H252ニダンギル(H166B170)を低乱数3発(48~56)
感想
・まずは主催のふぁんてすさん@Leaf_yuleisuお疲れさまでした。見慣れないポケモンが活躍するのが見られる、すごく楽しい大会でした。そして対戦相手のみなさま、対戦していただきありがとうございました。あと回線切れてごめん;;
・8位で1ページ目に載れたことはうれしかったです!
・当日の模様や感想等をTwitterで検索すると結構面白いです!ぜひタグやらなんやらで検索してみてください!
#クルマユカップ
— バイトぽけ (@baitopoke) 2019年7月13日
お疲れさまでした。
レートでなかなか見ない面白いポケモンをたくさん目撃したのもあって楽しかったです。
メイン(TNすきやバイト)は14台で、サブ(TNサン)は1590くらいでした。
一時は1633まで上げたのですが2連敗して終了です😢
おやすみなさい😴
記事書くかもです。 pic.twitter.com/nd9m3vDjDf
クルマユカップ1位の人に勝っているから実質優勝でお願いします🏆️
— バイトぽけ (@baitopoke) 2019年7月14日
ちな11勝4敗😰
・奥が深くて考察するだけでも楽しいです。結構考察を頑張ったので、最後にそのメモを残しておきます。ご自由にお使いください。
参考文献