【剣盾ダブル】アシレーヌ+サマヨール【INC May使用PT①】
いっぱい負けました・・・。
大会について
・正式名称「2020 International Challenge May」、略称「INC May」
使用チーム
構築経緯
・インターネット大会では試合中に考えることが少ないPTがむいているんじゃないだろうか。なにをするのかあらかじめ決めてある構築、たとえばトリックルームを軸にしてパワーで相手を殲滅していくのがいいんじゃないだろうか。
・剣盾ダブルで「トリックルーム」を貼るなら、サマヨールだよなあ。耐久が一番信用できる。
・リバティノートを拝見したところ、「トリックルーム」を貼ってアシレーヌで相手を倒していく構築が強そうに見えたので、その並び()を真似してみることに。
・サマヨールの耐久とアシレーヌの火力はすごく気に入りました。ただ環境にナットレイが多いのがかなり気になりました。特に「てっぺき」を積んでくるHB型か、とつげきチョッキを持っているのかが選出画面の段階ではわからないのが辛かったです。
そのため、ガオガエンの性格をB上昇のものとし、努力値をHBベースに、メインウェポンに「フレアドライブ」ではなく「オーバーヒート」を採用してその対策としてみました。詳細は個別解説にて。
・ミミッキュの選出機会が少ないのも気になりました。そのため、「このゆびとまれ」で相手のコンボを妨害したり、サマヨールを補助できる最遅トゲキッスを採用してみました。
個別解説
特性:うるおいボイス
持ち物:いのちのたま
性格:れいせい
努力値:H252 B4 C252
実数値:187-×-95-195-136-58(S個体値0)
・多くの試合でダイマックスさせましたが、させなくても十分強いのでドラパルトやナットレイをダイマックスさせる試合でも選出していました。
・「ハイドロカノン」ベースの「ダイストリーム」で雨を降らせた後、ダイマックスが切れても雨補正の威力が上がった「ハイパーボイス」を打てるため、性格はうるおいボイスで採用しました。
特性:てつのトゲ
持ち物:とつげきチョッキ
性格:ゆうかん
努力値:H252 A252 B4
実数値:181-160-152-×-136-22(S個体値0)
技:タネばくだん/ジャイロボール/パワーウィップ/はたきおとす
・「ボディプレス」をメインウェポンとするナットレイを使いこなす自信がなく、またアシレーヌの攻撃範囲に、草タイプや鋼タイプの打点があればかなり強そうだと思いました。また、じゃくてんほけんを持っていることの多いドサイドンに草タイプの技を叩きこむ前に「はたきおとす」を当てたいので、草タイプと鋼タイプの技と「はたきおとす」を採用しました。また試運転の段階で「パワーウィップ」の命中不安に泣くことがあったので、「タネばくだん」を採用してみることにしました。
特性:おみとおし
持ち物:しんかのきせき
性格:のんき
努力値:H252 B92 D164
実数値:147-90-178-×-171-27(S個体値0)
H:ぶっぱ
B:いのちのたま持ちようきドラパルト(A172)の「ダイホロウ(ゴーストダイブベース)」を高乱数耐え(125~148)
D:残り全部
いのちのたま持ちおくびょうドラパルト(C152)の「ダイホロウ(シャドーボールベース)」を確定耐え
・すべての試合で先発で出しました。特性おみとおしで持ち物を特定して型を推定する、「トリックルーム」を貼る、「かげうち」で隣のドラパルトのじゃくてんほけんを発動させる等仕事は多かったです。
・剣盾ダブル随一の耐久力を誇るとはいえ、そのメタも進んでおり、雑に扱いすぎるとすぐに倒れてしまいます。
〇ドラパルト
特性:クリアボディ
持ち物:じゃくてんほけん
性格:ようき
努力値:H252 A204 B44 D4 S4
実数値:195-166-101-×-96-179
技:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/ダイビング/まもる
H:ぶっぱ
A:残り全部
B:ダイマックス時にいのちのたま持ちようきドラパルト(A172)の「ダイホロウ(ゴーストダイブベース)」を確定耐え(328~385)
D:端数
ダイマックス時にいのちのたま持ちおくびょうドラパルト(C152)の「ダイドラグーン(りゅうせいぐんベース)」を確定耐え(328~385)
S:最速ゲンガー(S110族)抜き
・ほしい耐久ラインとSラインを決めて、いろいろ計算したら性格いじっぱりよりもようきの方が数値が高くなりました。
・主にトリックルームを軸としたPTと当たった際に選出していました。
特性:きょううん
持ち物:ラムのみ
性格:れいせい
努力値:H244 B12 C252
実数値:191-×-117-189-135-76(S個体値0)
技:マジカルシャイン/エアスラッシュ/ねっぷう/このゆびとまれ
H:16n-1
B:残り
C:ぶっぱ
・多くの場合サマヨールと一緒に初手に投げ、「このゆびとまれ」で「ちょうはつ」や「ねむりごな」、「ふくろだたき」等の相手のコンボを阻害していくのが仕事です。
・サマヨールが「トリックルーム」を貼れた後にトゲキッスが盤面に残っていても特性きょううんを活かして相手にダメージを蓄積させ、ヘイトを稼ぎ後続のエースに繋げてもらうのが理想です。
特性:いかく
持ち物:フィラのみ
性格:のんき
努力値:H252 B156 C100
実数値:202-135-143-113-110-60(S個体値5)
技:オーバーヒート/じごくづき/とんぼがえり/ねこだまし
H:ぶっぱ
B:性格補正お得な感じの11n
のんきナットレイ(B201)の「てっぺき」→「ボディプレス」を確定耐え(170~200)
C:残り全部
・「てっぺき」→ 「ボディプレス」で詰めてくるナットレイへの殺意で生まれたポケモン。「てっぺき」した後のナットレイを「フレアドライブ」で倒すのは難しいので、「オーバーヒート」で倒そうという魂胆です。とつげきチョッキ持ちナットレイ(H181D136)は中乱数で倒せます(168~196)。
・あくタイプの技は「じごくづき」を選択しました。味方のドラパルトの「ダイホロウ」でBの下がった相手に攻撃することが多いためです。「DDラリアット」だとこのステータス変化を無視することになります。この枠は「バークアウト」や「あくのはどう」等の特殊技も候補に挙がりますが、「オーバーヒート」でCの下がった状態で場にいることもあると考えたため、物理技を採用しました。
・最後の技枠には「とんぼがえり」を選択しました。「すてぜりふ」と迷いましたが、相手のパワーをダウンさせるより、少しでもダメージを蓄積させることがPTにあっている、「トリックルーム」中に相手の頭数をできるだけ減らしておきたいと考えました。
・性格のんきなのは、ひよさんの助言を受けてのことです。Sラインは適当です。味方の最遅アシレーヌとの同速を避け、無振りローブシン(S種族値45)より遅ければいいかなと思い、ボックスにいた子を採用しました。
参考文献
大会に関する感想や雑感は次の記事へと続きます。