最終レート1740
こんにちは。バイトぽけです。
普段はランクバトルのダブルバトルやGSルール等の仲間大会で細々と遊んでいますが、このたび面白そうな公式インターネット大会「セイムビート」があると聞き、挑戦してきました。
ルール
・シングルバトル(手持ち6匹から3匹選択して対戦)
・1日あたり15戦可(3日で計45試合)、ただし未消化試合は次の日に繰り越し可能
・同じポケモン、同じ道具の使用が可能
・伝説・幻・準伝説ポケモン、UB、シルヴァディ、タイプ・ヌルは使用不可
参照↓↓
結果
最終48位
最終レート1740
33勝12敗
使用構築
:ようきAS
:おくびょうCS
:のんきHB(最遅)
→:ようきAS
→:ひかえめいろいろ調整
:いじっぱりいろいろ調整
構築経緯
・同じポケモンや道具の重複が認められるルールですが、ひとまずこの点はあまり考えずに構築を考えてみることに。
・剣盾シングルバトルは「ダイジェット」が強いルールなので、使用可能なポケモンたちの中から強そうな「ダイジェット」使いたちをひとまず洗い出してみました。
():特性リベロのおかげでタイプ一致の高火力「ダイジェット」を打てる。「ダイナックル」でAも上げられる。素のSが高い。
:特性はてんのめぐみときょううんがあり、どちらも優秀。「ダイジェット」の威力だけなら特性はきょううんがよさげか。
:素のSが高く、タイプ一致「ダイホロウ」や「ダイドラグーン」も強い。エースバーンの「ふいうち」や対ミミッキュに不安がある。
:特性マルチスケイルを盾にして「りゅうのまい」をしてから「ダイジェット」という芸当ができる。特殊型も強そう。4倍弱点がある。
:特性いかくもじしんかじょうも優秀。「りゅうのまい」や「ちょうはつ」もできる。4倍弱点がある。
():「キョダイゴクエン」の定数ダメージが強い。4倍弱点がある。
最近の自分はシングルバトルをあまりやっていないため、上位帯に食い込むためには相手に運ゲーを押し付けて実力以上の上振れを狙う必要があると考えました。
そのため、軸とする「ダイジェット」使いとして、特性きょううんのトゲキッスを選択しました。急所に当てたときの「ダイジェット」の威力は上に記したポケモンたちの中で一番高いです(「りゅうのまい」や「ダイナックル」等の威力上昇は考えないものとする)。
またトゲキッスを出さない場合の第2の「ダイジェット」使いとして、エースバーン()の採用も決めました。トゲキッスが苦手とするはがねタイプのポケモンたちや、ダイマックスターンを枯らしに来るミミッキュに強いです。またダイマックスしなくても十分強いです。
・次に「ダイジェット」の起点作りをするポケモンたちについて考えました。トゲキッスがランクバトルで使用されていたヨロイ島環境の構築記事をあさると、最遅ポリゴン2の「スピードスワップ」や「ほうでん」で相手のSを奪い、後続のポケモンの「ダイジェット」の起点にしていく構築記事を発見しました。
これが面白そうと感じたので、真似してみることにしました。
・次に「ステルスロック」要員を考えました。同じポケモンや道具の重複が可能なため、きあいのタスキを潰すという考え方は重要だと感じました。大会本番前のセイムビートルールの仲間大会でいろいろ試してみたところ、特性かたやぶりのドリュウズの採用に至りました。トゲキッスとポリゴン2ではヒートロトムやジバコイルを苦手としますが、ドリュウズのおかげでかなり楽になれます。
・次に構築に一貫しているみずタイプの技の一貫を切ることを考えました。主にウオノラゴン、ドヒドイデ、ギャラドスあたりを相手にすること考え、特性ちょすいの「フリーズドライ」と「みがわり」持ちラプラス()を採用することにしました。
参考文献↓↓
・最後にカバルドンやバタフリー等の状態異常をばら撒くポケモンたちに強く、エースバーンにも対抗できる枠として、ラムのみ持ちカイリューを選択しました。
・結果としてポケモンも道具も重複がないもの、バランスのいい構築ができあがったと思っています。
個別解説
特性:きょううん
持ち物:ピントレンズ
性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:161-×-115-172-135-145
技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/だいもんじ/わるだくみ
・「ダイジェット」1回で最速ドラパルトを抜けるため、Sラインは最速まで引き上げました。最速80族同士の同速ゲーも気合いで制していきます。火力もほしいため、Cに振り切りました。
・ピントレンズと特性のおかげで、常に50%の急所ゲーを相手に押し付けることができます。相手が「めいそう」や「ダイアース」等でDを上げていても、それを急所で破壊していくのは気持ちよかったです。
急所でとった試合はかなり多く、このポケモンを採用しなかったらこの順位まで上げられなかったと思っています。
・「エアスラッシュ」は「ダイジェット」に変化させたり、相手をたまに怯ませたり。
「マジカルシャイン」は環境に多いドラゴンタイプ(ドラパルト、カイリュー、ウオノラゴン等)に刺さりました。
「わるだくみ」は「ダイウォール」の媒体技にしたり、無理矢理積んで相手の受けポケモンを倒す等の活躍がありました。
「だいもんじ」は相手のはがねタイプのポケモンへの抵抗できます。この枠はヒートロトム等に対抗できる「げんしのちから」や、相手のカバルドンを倒せる「くさむすび」等との選択だと思っています。
・エースバーンの「ダストシュート」やこだわりスカーフ持ちロトムの電気技に致命傷をもらう展開がキツかったです。
〇エースバーン:→
特性:リベロ
持ち物:いのちのたま
性格:ようき
努力値:A252 D4 S252
実数値:155-168-95-×-96-188
技:かえんボール/とびひざげり/とびはねる/ビルドアップ
・構築に入れ得ポケモン。入れるだけで相手のミミッキュの選出を抑制できます。
・技はオーソドックスな3種。「かえんボール」が「キョダイカキュウ」で特性がんじょうやミミッキュの特性ばけのかわ等を貫通できるのが偉いです。
相手に先行ダイマックスを切られることもあったので、その切り返しのために「ダイウォール」の媒体となる「ビルドアップ」は必要だったと思っています。
特性:トレース
持ち物:しんかのきせき
性格:のんき
努力値:H244 B252 D12
実数値:191-×-156-125-117-58
・「ほうでん」や「スピードスワップ」で「ダイジェット」の起点を作ったり、自身の硬さと「じこさいせい」で相手のダイマックスをターンをいなしたり、TODを匂わせたり。
・主に対ドラパルト、カイリュー、ミミッキュ等。「イカサマ」が偉く、「りゅうのまい」や「つるぎのまい」を積んだ相手には大きなダメージが入ります。
エースバーン相手にも「スピードスワップ」で相手のSを落としてから、「ほうでん」で削り、裏の「ダイジェット」エースたちの起点にしていきました。
特性:かたやぶり
持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
努力値:A252 B4 S252
実数値:185-187-81-×-85-154
・選出画面でミミッキュを牽制できちゃう枠その2。
・とりあえず初手に投げて「ステルスロック」と「がんせきふうじ」で起点を作れるのが偉い。
特性かたやぶりのおかげで、特性クリアボディのドラパルトのSも下げられるのは他の起点作成要員にはできない芸当です。S1段階下がった最速ドラパルトの上を取れるように、性格はようきにしました。
〇ラプラス→
特性:ちょすい
持ち物:たべのこし
性格:ひかえめ
努力値:H156 B68 C212 D4 S68
実数値:225-×-109-145-116-89
技:ぜったいれいど/うたかたのアリア/フリーズドライ/みがわり
H:16n+1(たべのこし回復効率最大)
B:いのちのたま持ちようきエースバーンの「キョダイカキュウ」+「ダイナックル」をたべのこしの回復込みで高乱数耐え(181~214+218~257)
C:残り D:端数
S:同族意識で多めに
S4振りアーマーガア抜き
S実数値58のポケモンが「ダイジェット」1回では抜けないライン
・上4体のポケモンたちだと、ウオノラゴンの「エラがみ」等のみずタイプの技で崩壊していくため、その対抗策としてラプラスを採用しました。
・「みがわり」とたべのこしの回復を利用して「ぜったいれいど」の試行回数を稼ぐのが基本の戦い方。「キョダイセンリツ」を警戒する相手からよくポリゴン2やドヒドイデ等を後投げされたので、そこに刺さったように思います。
また持ち物じゃくてんほけんもかなり警戒されていたので、たべのこしで意表をつけたのではと思っています。
・たまにダイマックスさせ、オーロラベール下で「ぜったいれいど」の試行回数を稼いだり裏のポケモンの積みの起点を作っていました。
特性:マルチスケイル
持ち物:ラムのみ
性格:いじっぱり
努力値:H68 A236 S204
実数値:175-202-115-×-120-126
技:ダブルウイング/れいとうパンチ/ばかぢから/りゅうのまい
H:16n-1 A:残り
S:S1↑で最速エースバーン抜き
・ウーラオスのいないヨロイ島環境のようだと評価されるセイムビートの環境に刺さっていると感じたポケモン。
・選出回数は少ないものの、古来より伝わる「りゅうのまい」とラムのみの相性は大変よかったです。
選出
○選出回数
・以下の通り(45試合中)
:38回
:9回
:23回
:33回
:25回
:7回
エースバーンはダイマックスしなくても行動保障のあるきあいのタスキ持ちにしてもよかったかもしれません。
ラプラスはダイマックスさせなくても戦える型にしたのは正解だったように思います。
○選出パターン
・ドリュウズ+ポリゴン2+「ダイジェット」エース(or)が一番多かったです。基本選出。
・ラプラスはカバルドン、ウオノラゴンやドヒドイデ、インテレオン等が見えたら選出を考えました。
・カイリューはバタフリーや状態異常をばら撒きそうなポケモンがいたら選出を考えます。
感想
・とりあえず自分の中での及第点の順位をとれたのでヨシ!
・別のロムで、ドリュウズ→カバルドン、カイリュー→メタグロスの構築で潜っていましたが、あまりよい戦績ではありませんでした。
・道具やポケモンの重複がない構築でこの大会に挑みましたが、いろんなポケモンの統一パに当たり、対戦していて羨ましかったので、いつかこういう統一パにも挑戦してみたいです。
当たった統一パはラプラス、メタモン、シャンデラ、トゲキッスで、他の構築にもピカチュウやニャオニクスの♂♀入り、エースバーン複数入りなんかにも当たりました。
うち大会初戦で当たったメタモン統一に、またエースバーン3体入りで1700を越えていた人に負けてしまったので、まだまだポケモンは奥が深いなあと感じました。
・大会本番前に多くの仲間大会で、立ち回りを練習したり、環境を調査できました。仲間大会の主催者の方々に感謝です。
・参加者は24544人もいたらしいです。ただスパイクチャレンジは43489人、PJCS2021予選は34146人だから対戦人口は少しずつ減少しているみたいですね…。
・Twitterに仲間大会での動画上げたら、いいねいっぱいもらえました。
セイムビートの仲間大会でグソクムシャ統一を欠伸ループにはめるとこうなる。
— バイトぽけ (@baitopoke) 2021年6月9日
#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/5FE9FxrD2h