最終レート1729
こんにちは。バイトぽけです。
公式インターネット大会「ジムチャレンジ」で使用した構築を紹介します。
使用できるポケモンやルールについては下の記事をご覧ください。
構築概要
結果
最終順位 42位
最終レート 1729(最高レート 1742)
27勝10敗
構築経緯
・この大会のルールが発表されてから大会本番までに開催されたさまざまな仲間大会でいろんなポケモンを試すうちに、選出するポケモンは「ミミッキュ+ダイマックスエース+なにか」の並びが強そうだと感じました。
ミミッキュの型もいろいろ試しましたが、ばけのかわを盾に「つるぎのまい」を積む型が一番強そうだと感じました。ダイマックスエースとしても活躍できるようにいのちのたまを持たせるのがシンプルで強いです。また相手もミミッキュを採用・選出することを考えると、陽気最速がベストでしょう。
・相手もミミッキュを採用・選出することを考えると、このポケモンに絶対的に強いポケモンが求められます。そのため使用可能ポケモンの中のはがねタイプで一番強そうに見えたジュラルドンを採用することにしました。
ジュラルドンVSミミッキュを想定したとき、厄介になるのはミミッキュの「つるぎのまい」だと考えました。そこでジュラルドンに「てっぺき」を覚えさせ、「つるぎのまい」持ちミミッキュに対抗することにしました。もちろん「ラスターカノン」や「ダイスチル」で攻撃していくのも対ミミッキュには有効です。さらに「てっぺき」と「ダイスチル」で上げたBの恩恵を活かすため、「ボディプレス」も採用しました。
・あとはこの2匹の苦手なポケモンを探していきます。まずじめんタイプの技が一貫しているため、ひこうタイプのトゲキッスを採用しました。特性かたやぶりのルチャブルがしんどそうに見えるため、トゲキッスにはこだわりスカーフを持たせて、ルチャブルの上を取ります。
・また相手のキョダイマックスするラプラスも厄介です。ジュラルドンがキョダイセンリツで破壊されてしまいます。いろいろ考えたのですが、あまりいい案を思いつかなかったため、こちらもラプラス()を採用することにしました(沼)。「キョダイセンリツ」でオーロラベールを展開することで、後続のポケモンたちが積み技をつかいやすくなります。持ち物はじゃくてんほけんを選択しました。相手のラプラスの「ダイサンダー」を起点に爆発力を高めていきます。
・相手に状態異常をばら撒くポケモンたち、特に「ほっぺすりすり」持ちのストリンダーなども厄介です。ラムのみ持ちのポケモンを採用することを考えますが、ラムのみと相性のよい「りゅうのまい」を覚えたバンギラスを採用することにしました。
・最後に相手のヒヒダルマ(ガラルのすがた)やヌオーに対抗したり、クッション枠がほしいと考えたため、オボンのみ持ちのウインディを採用しました。
・構築作成にあたり、どのタイプの技が構築内に一貫しているのかが一目でわかるため、ポケモン徹底攻略さまの「タイプバランスチェッカー」を多用させていただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。神です。
個別解説
構築経緯の採用順に紹介していきます。
特性:ばけのかわ
持ち物:いのちのたま
性格:ようき
努力値:H4 A252 S252
実数値:131-142-100-×-126-162
・テンプレの陽気最速いのちのたま持ちミミッキュです。ほぼすべての試合で後発から投げていました。
・「ゴーストダイブ」と「シャドークロー」は選択ですが、相手のダイマックスターンや「トリックルーム」、オーロラベール等のターンを1ターン空振りさせる性能があるため、「ゴーストダイブ」を採用しました。素の技の威力や「ダイホロウ」の威力が高いのも評価しています。
・「じゃれつく」は「ダイフェアリー」の媒体技としてミストフィールドを展開し、相手のドラゴンタイプの技の威力を下げ、後続のジュラルドンを守る戦略をときどき使っていました。また「どくびし」の効果を打ち消したりもできるため、とても優秀だったと思っています。
〇ジュラルドン
特性:ライトメタル
持ち物:たべのこし
性格:ずぶとい
努力値:H252 B100 S156
実数値:177-×-162-140-70-125
技:ラスターカノン/10まんボルト/ボディプレス/てっぺき
H:ぶっぱ
B:残り
S:最速61族(バンギラス)抜き
・非キョダイマックス個体。今思えば「キョダイゲンスイ」媒体のドラゴンタイプの技を持っている偽装ができるので、キョダイマックス個体の方がよかったかもしれません。
・特性は「けたぐり」の威力を減らせるライトメタルを選択しました。大会本番や仲間大会で1度も打たれませんでした。
・対ミミッキュだけでなくバンギラスも相手できるよう、Sに多めに努力値を振りました。結構これが活きる場面が多く、上からの「てっぺき」によるB上昇とたべのこしの回復で、多くのバンギラスを受けきることができました。
・「10まんボルト」は対ドヒドイデを意識しました。メインロムでは「りゅうのはどう」を採用していましたが、全く使わなかったため変更しました。「どくどく」読みでジュラルドンを繰り出す場面がまあまああり、そのままドヒドイデを押し切るためにも必要だったと考えています。
・「てっぺき」や「ダイスチル」で環境に多い大体の物理アタッカーを軒並み止められる一方で、特防方面はペラペラでした。相手の特殊アタッカーをどう処理するか、とくに「キョダイセンリツ」や相手のジュラルドンの「ダイドラグーン」等の引き先を用意しておくことを選出画面で考えておく必要がありました。
苦手な相手と得意な相手がハッキリしているため、とても扱いやすいポケモンだったと思っています。
・物理アタッカーを止めるのがこのポケモンで止めるのが構築のコンセプトなのですが、急所で突破されてしまうことが大会本番中に3回ありました。技の被弾回数が多いため、そこは仕方ないと切り替えて次の試合に集中するしかなかったのを覚えています。
特性:てんのめぐみ
持ち物:こだわりスカーフ
性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:161-×-115-172-135-145
技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/はどうだん/じんつうりき
・こだわりスカーフ持ちの最速トゲキッス。大会中ダイマックスはしませんでした。
・「エアスラッシュ」で相手を上からひるませるのが仕事。
・「マジカルシャイン」はなんだかんだタイプ一致で威力が高いため採用。相手のフライゴンやルチャブルをワンパンしたり。
・「じんつうりき」で相手のドヒドイデをひるませる実績を解除しました。
・「はどうだん」は対バンギラスやジュラルドンを意識していました。
〇ラプラス→
特性:ちょすい
持ち物:じゃくてんほけん
性格:ひかえめ
努力値:H12 C244 S252
実数値:207-×-100-148-115-112
H:定数ダメージ最小の16n-1
C:残り
S:準速
・「キョダイセンリツ」の媒体技は「フリーズドライ」を選択しました。威力は低いものの、ヌオーやドヒドイデといったみずタイプのポケモンたちの弱点を突けます。
「みがわり」はドヒドイデからの「どくどく」をシャットアウトしたり、相手のミミッキュの「ゴーストダイブ」に合わせて攻撃を防いだり、「ダイウォール」の媒体技となったりで、とても便利な技でした。
「うたかたのアリア」「かみなり」はテンプレ。あまり深く考えずに採用しました。
・対ラプラスで先に「キョダイセンリツ」や「ダイサンダー」を打てると便利そうと考え、Sラインは準速にしました。同速勝負が結構あったので、おくびょう最速でもよかったかもしれません。
特性:すなおこし
持ち物:ラムのみ
性格:ようき
努力値:A252 D4 S252
実数値:175-186-130-×-121-124
・テンプレのラムのみ持ちバンギラス。
・「かみくだく」を打つ相手がポットデスくらいしか環境にいないため、「ダイスチル」の媒体技となったり、ミミッキュへの打点となる「アイアンヘッド」、「ダイアース」の媒体技となる「じしん」を選択しています。
いわタイプのメインウェポンは「いわなだれ」を採用しました。「ロックブラスト」や「ストーンエッジ」の命中率は低く、「がんせきふうじ」は威力が低すぎます。またひるみの追加効果も「りゅうのまい」によるS上昇と相性がよさそう、と判断しました。
特性:いかく
持ち物:オボンのみ
性格:おくびょう
努力値:H252 C156 S100
実数値:197-×-100-140-100-140
技:かえんほうしゃ/ソーラービーム/ねっさのだいち/あさのひざし
H:ぶっぱ
C:残り
S:最速75族(ストリンダー等)抜き
・性格ひかえめでも同じ実数値を実現できます。
・構築のクッション要員。特性いかくが優秀です。
・「ソーラービーム」は対ヌオー意識。選出されなかったので一度も使いませんでした。ダイマックスも一度もしませんでした。
・「ねっさのだいち」はストリンダーや相手のウインディを意識。追加効果のやけども優秀で、後投げされるポケモンたちをよく燃やしてくれました。
感想
・メインロムが闇に消えたあと、ジュラルドンの技だけ変更してサブロムで3日目の夕方から潜り始めました。かなり調子がよく、レート1719まで一気に駆け上がりました。
ここから短い仮眠の後に再開しました。強い人がラストスパートを掛けてくる深夜帯になると勝率が落ち、最高1742にタッチするもズルズルとレートと順位が下がってしまいます。そんなこんなで最終レート1729で撤退を決意しました。当初目標としていた50位以内に入れたので及第点としています。
・構築や仲間大会の結果について「あれが強そう」「こう改善すべきだ」等言い合える仲間たちに感謝です。