3月4日から7日に開催されていた公式インターネット大会「カントークラシック」に参加してきたので、PT使用感やその雑感を記したいと思います。
ルールはシングル66、持ち物なし、図鑑No.001~149まで使用可能。
5世代以前のROMを持っていないため、すべて第6世代で孵化したオシャボ勢感。
・フシギバナ [臆病H252 B20 C44 D12 S180](187-×-107-125-122-135)
Hぶっぱ フーディン(C187)のサイコキネシス、サイコショック耐え
S:最速70族(パルシェン)抜き
・ピクシー [図太いH252 B252 D4] (202-×-137-115-111-80)
・パルシェン [意地H124 A252 S124 BD4](141-161-201-×-66-106)
A:ぶっぱ
S:殻破った後最速マルマイン抜き
・ダグドリオ [陽気H4 A252 S252](111-132-70-×-90-189)
・カビゴン [意地H12 A236 B252 DS4](237-176-117-×-131-51)
H:16n-1
・フーディン [臆病H4 C252 S252](131-×-65-187-115-189)
努力値はあまり練っていない感じですかね()
良かった点
・パルシェンと天然ピクシーを入れていたおかげで、カイリューの竜の舞とパルシェンの殻を破るからのイージー負けは避けられた(ヤドランでもいいという説はある)
・ピクシーとカビゴンの相性補完が非常に優秀だった。カビゴンの特性免疫のおかげで毒技の追加効果で毒状態を引くことがないのもグッド。電磁波とのしかかりの追加効果で相手に麻痺を撒けたのはかなり優位に働いた。
・シングル66というのがかなりサイクル戦を回す展開が多かったので、相手のサイクルを一方的にカットして処理できた蟻地獄ダグトリオ(電磁波とのしかかりで麻痺しない電気タイプやニド夫妻メタ)と追い討ちカビゴン(ほぼ相手のフーディン、ゲンガーメタ)はかなり優秀だった。
・フシギバナの寄生木の種や眠り粉がかなりサイクルを回すうえでかなり優位に働いた。相手の回復ソースの眠るを眠り粉で妨害したり、毒びしを回収したりとかなり活躍してくれた。
・アンコール身代わりフーディンは耐久積みポケモンをカモにできてかなり強かった。
ダメだった点
・フーディンとダグトリオが柔らかすぎた。少し削られると先制技ですぐ縛られてしまうのがきつかった。
・ダグトリオの火力が想定外に低かった。残り3割の相手のフシギバナを地震で落とせなかったときは悲しかった。同速ゲーを諦めて性格意地っぱりにして火力と耐久を伸ばすべきだったかもしれない(それでもどっちもカツカツだろうけど)。
・ヤドランがかなり多く、パルシェンで殻を破って全抜きするという展開にはなかなかできなかった。パルシェンにシグナルビームを仕込んで、安易なヤドランによる受けだしを許すべきではなかったかもしれない。
・同速ゲーが結構多かった。特に120族(フーディン、ダグトリオ)、60族(ピクシー、ラプラス)、30族(カビゴン、ヤドラン)あたりの素早さ設定は念入りにするべきだったかもしれない。
・フーディンのシグナルビームは絶対にシャドーボールの方がよかった。
・急所や麻痺痺れは仕方ないと切り替えられる姿勢が大事。引きずってはいけない。
潜っていた感じたこと
・自分がこの大会の4強を上げるとするなら、ヤドラン、ピクシー、カビゴン、フーディンといったあたりでしょうか。
・自分が戦ったカビゴンの大半は「のしかかり、眠る、寝言、自由枠(地割れや噛み砕く)」でした。
・ヤドランは「エスパー技、なまける、電磁波、熱湯か冷凍ビーム」が多かった気がします。
・アイテムを持たせられないということで、ラムの実がなかったり、火力が低い環境のため、瞑想やのろいを積んだり、麻痺や眠りなどの状態異常をばら撒く耐久ポケモンがかなり幅を利かせていたように思います。
・上記の耐久ポケモンの対策として地割れや絶対零度などの一撃必殺技はかなり有効でした。自分もかなりの数のヤドランをカビゴンの地割れで処理しました。同じく、自分のカビゴンやピクシーも一撃技で処理されたこともあります。
・当たり前のようですが、シングル66はサイクル戦の展開になることが多く、ステルスロックや毒びしがかなり強かったです。
・ただ初手にステルスロック要員を選出して挨拶代わりに初手ステルスロックという展開は皆無で、サイクルを回しながら隙を見つけてステルスロックや毒びしを撒くという展開が多かったのではないでしょうか。
最終レートは上の画像から1敗したので、おそらく1720くらいになるでしょう。
1800超えたという報告もちらほら聞きますし、自分も1700台の方と30戦中5回当たっているので、上位はかなりレベルの高いシビアな戦いを繰り広げていたものと思われます。
1試合1試合の後のレートの変化を緊張しながら気にするのは、ジャパンカップ前のよい練習になったかなと思います。
シングル66は初めて挑戦しましたが、新鮮でとても楽しかったです。ただ時間がかかってしまうのが難点かなと。1試合20分か30分間かかる試合もざらでした。書いてみればあっさりとした感じですが、20分間ずっと緊張しながらサイクルを回し続けるというのは結構しんどいものがあります()。
新作のサン&ムーンも発表されましたし、第6世代環境を楽しみつくしたいと思います!とりあえず自分はしばらくの間GSに向けて頑張ります。
(愚痴)
・120族同速ゲーに1回も勝てなかった。うまくこちらのフーディンが身代り貼った次のターンにフーディン対面でアンコールされたときは思わず台パンした。
・フシギバナに威張ってきたアズマオウと、素催眠ニョロボンを絶対に許すな。
・身代わりがむしゃらガルーラってなんだ?(なんだ?)