アローラ!すきやバイトです!
今回は5/26~29に開催されていた公式インターネット大会「2017 International Challenge May」(以下INC May)に参加したPTの記事です。
ルールはVGC2017(アローラダブル)で、JCSで散った日本人たちはあまり参加していないかもしれませんが、海外勢を中心にまだまだたくさんの強豪が潜っており、上位はかなりハイレベルな戦いをしていたように思います。
さらに景品にバンギラスナイト・ユキノオナイト・ライボルトナイトをもらえること、JCS2017でも湿原誓いパを使ったけど、自分の中で不完全燃焼だったので参加しました。
結果は32勝11敗で1760。一応の目標としていた1750を越えられたので、記事にしておきます。
<湿原誓いについて>
冒険を始める際、博士から最初にもらえる御三家ポケモンは「くさのちかい」、「ほのおのちかい」、「みずのちかい」といった特別な技を覚えることができます。これらの誓い技には独特な仕様があります。
その一つに「みずのちかい」と「くさのちかい」を相手1匹に集中して打つことで、威力150の合体技が発動し、さらに相手の周りに湿原が出現して、相手側のポケモンのSが4ターンの間1/4になるという仕様があります。この仕様を湿原誓いと呼びます。
相手1体に大ダメージを与えて、その後の3ターンはSの下がった相手を上からボコボコ殴れるので、ハマるととても強いです。
ただしこちら側が湿原誓いを展開した後、相手側がトリックルームを貼った際には逆にこちら側が上から攻撃されてしまう、また「まもる」を選択した相手に「くさのちかい」と「みずのちかい」の集中攻撃をかけた場合、湿原誓いが不発になるというデメリットが存在します。つまり湿原誓いを展開する場合には適切な状況を見極める必要があります。
また誓い技には集中攻撃をかける際のトス役とアタック役のポケモンが存在します。合体誓いをするターンにSの早いポケモンをトス役、遅い方をアタック役といいます。なんと集中攻撃を相手側にする場合、トス役のポケモンのSからアタック役のポケモンのCで相手を攻撃できます。
自分のPTを例にして説明します。
まず、トス役の最速拘りスカーフ持ちジュナイパーが最初に動きます。
通常の盤面であれば、S種族値の高い順、つまりガブリアス、ジュナイパー、テッカグヤ、アシレーヌの順に行動します。
なんとS実数値80しかないアシレーヌがその直後に行動します。
アシレーヌより早いはずのガブリアスとテッカグヤはこのターンまだ行動していません。
コンビネーション技発動!!
拘りスカーフ持ちジュナイパーのS実数値201から、アシレーヌのCで威力150の合体技が相手1体を襲います。トス役のポケモンのSからアタック役のポケモンのCで相手を攻撃するとはこの仕様のことなのです。
この合体技は草タイプの威力150の技ですが、なぜか技威力にここからさらにタイプ一致補正で×1.5されるらしいです。耐久無振りガブリアス程度なら余裕で倒せます。エフェクトが地味なのがちょっと残念かな。
相手の周りに湿原が出現すると、この後3ターン相手側のポケモンのSが4ターンの間1/4になります。あとは相手の残っているポケモンを上から攻撃しまくるだけ!!
<湿原誓いを使おうと思ったきっかけ>
・第6世代で誓いパを使っていたので、第7世代でも使ってみたかった。
・第6世代までのダブルバトルのS操作の手段としては、「おいかぜ」「でんじは」「トリックルーム」の3つの技が主流でした。
サン・ムーンから「でんじは」の命中率が90%に下がり、Sの下降も1/4から1/2と弱体化したことで、ダブルバトルのS操作としての「でんじは」はあまり見なくなり、「おいかぜ」と「トリックルーム」の2つが主流になると予想しました。(「じならし」ウインディの流行は予想外)
「おいかぜ」を貼りあってターンを数えながら「おいかぜ」要員を倒すタイミングを伺いながら戦うプレイングはあまり得意じゃないから使いたくないし、「トリックルーム」は怯みや麻痺事故やら予想していない対策にはめられたらイヤだなあ。
→「おいかぜ」軸PTのさらに上をとれる湿原誓いを軸にして、さらに「トリックルーム」対策を施してみたらよさげなのでは?と考えました。
<湿原誓いパを組んでみる>
合体誓いをするときには、トス役のポケモンのSからアタック役のポケモンのCで相手を攻撃することになります。
つまり
トス役→Sが早ければ早いほどよさそう
アタック役→早さは関係ない。とにかく火力があればよさそう
ということになります。
ここでアローラダブルにおける誓いを覚えるポケモンの種族値を見ていきます(ドーブルや未進化ポケモンはここでは考慮しない)
・ジュナイパー:78-107-75-100-100-70
・ガオガエン:95-115-90-80-90-60
・アシレーヌ:80-74-74-126-116-60
ジュナイパーのSが高い→トス役として最適
アシレーヌのCが高い→アタック役なら強そう
というわけでこの2匹を軸にPTを考えていきます。(ガオガエン;;)
ジュナイパーにはできるだけ早くなって上から誓い技をトスしてほしいので、拘りスカーフを持たせました。最速ならカプ・コケコやプテラなどの最速130族より1早くなり、多くのポケモンの上から合体誓い技を叩き込むことができます。
アタック役のアシレーヌには火力アップアイテムを持たせて、合体誓い技で倒せるポケモンを増やしてほしいところです。
ただ拘り眼鏡を持たせた場合、初手にこだわりスカーフを持ったジュナイパー+こだわりメガネを持ったアシレーヌを並べることになり、柔軟性に乏しいと考えました。とくに相手が「ねこだまし」を持っているポケモンを初手に出した場合、ほぼ確実に「まもる」を使えないアシレーヌに「ねこだまし」を決められてしまいます。
というわけでアシレーヌには火力もあまり落としたくないけど「まもる」を使ってほしいので、持ち物にいのちのたまを採用しました。
|
性格 |
技 |
持ち物 |
|||
最速 |
くさのちかい |
? |
? |
? |
拘りスカーフ |
|
Cに補正 |
みずのちかい |
? |
? |
まもる |
いのちのたま |
この2匹を確定させて、弱点や攻撃範囲があまり被っていないポケモンで周りを固めていきます。とくに草タイプの合体湿原誓いで仕留めきれないポケモンたち(草・炎・虫・毒・鋼・飛行・ドラゴンタイプやらDの高い奴ら)に強いメンツで周りを固めることを考えました。
<メンツ>
・ジュナイパー 臆病CS
・アシレーヌ 控えめHC
・ウツロイド 臆病CS
・マッシブーン 意地ADベース
・ウインディ 意地HAS
・テッカグヤ 意地HAS
<コンセプト>
・最速拘りスカーフジュナイパーと命の珠アシレーヌのコンビで湿原誓いを展開する。
・湿原誓い中に相手の頭数をできるかぎり減らしたいので火力重視の努力値配分。攻撃は最大の防御という言葉があるように、相手に攻撃される前に倒しきって、数の優位を作っていく。
・湿原誓いをしたら、上からぶんなぐってUBのビーストブーストを発動させながら相手の頭数を減らしていく。
・湿原誓い展開しなくても戦えるように、種族値を高くしたり、びっくり技を積極的に採用する。
・相手の「トリックルーム」対策は、マッシブーンの「ぜんりょくむそうげきれつけん」で相手のポリゴン2を倒すか、「まもる」を駆使しながらサイクルを回してターンを稼ぐ(全部のパターンを対策するのは不可能として諦めた)
<個別解説>
持ち物:拘りスカーフ
特性:新緑
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
実数値:154-×-95-152-120-134
技:くさのちかい シャドーボール ハードプラント めざめるパワー氷
・湿原誓いが成功した後ジュナイパーが居座り続けるなら、拘りスカーフで「くさのちかい」が固定されてしまうので、火力に努力値振りました。また、拘りスカーフを持った最速70族は最速130族より早いので、最速は確定。物理地面技の被ダメージを抑えたいのでB下降補正は避けたい。カプ・テテフからの「サイコキネシス」の被ダメージを考えるとD下降補正もヤダ。よって臆病CS。
・「シャドーボール」は、フェアリータイプが強い→悪タイプ少ない→ゴースト技の通りがいいという感じの環境なので、使用頻度は高いです。アローラライチュウやカミツルギを1撃で倒したり、カプ・コケコやカプ・テテフを2発で倒せたりするのでかなり重宝する技です。
・「ハードプラント」は命中90%で1回打つと反動がありますが、威力150でカプ・レヒレやカプ・コケコを乱数で倒せたりするので、戦況をひっくり返せるロマン技として採用しています。
・最後の技の候補として「めざめるパワー氷」「めざめるパワー炎」「とんぼかえり」「くろいきり」などが挙がると思いますが、「めざめるパワー氷」をなんとなく採用しました。実際あまり使う機会がなかったし要検討です。「めざめるパワー炎」だとカミツルギを確実に狩ることができますが、個体値の関係上レベル100まで上げて王冠を使用する必要があります。
・草・ゴーストタイプということもあり、地面や水、電気、草、格闘に耐性を持つこと、カミツルギやカプ・レヒレ、カプ・コケコ+アローラライチュウのコンビに強めな高速アタッカーとしてピン選出することもありました。肝っ玉ガルーラ以外の「ねこだまし」が無効なのも、湿原誓いパのトス役としては優秀だと思います。
・「くさのちかい」
→H252カプ・レヒレ(177-150) 92~110(確定2発)
→耐久無振りガブリアス(183-105) 66~78(確定3発)
・「シャドーボール」
→耐久無振りアローラライチュウ(135-105) 132~156(高乱数1発75%)
→耐久無振りカミツルギ(134-51) 135~159(確定1発)
→D1段階上昇耐久無振りフワライド(225-74) 126~150(確定2発)
→H252D4カプ・テテフ(177-136) 102~122(確定2発)
→耐久無振りカプ・コケコ(145-95) 73~87(確定2発)
・「ハードプラント」
→H252カプ・レヒレ(177-150) 170~204(高乱数1発75%)
→耐久無振りカプ・コケコ(145-95) 135-160(中乱数1発62.5%)
・「めざめるパワー氷」
→耐久無振りガブリアス(183-105) 136~160(確定2発)
→耐久無振りボーマンダ(170-100) 140~168(確定2発)
・被ダメージ
臆病キュウコン(C133)のダブルダメ「ふぶき」 102~122(確定2発)
控えめカプ・テテフ(C200)のサイコフィールド下の「サイコキネシス」 127~151(確定2発)
持ち物:命の珠
特性:激流
性格:控えめ
努力値:H252 B4 C252
実数値:187-84-95-195-136-80
・湿原誓いのアタック役なので「みずのちかい」は確定。威力80ながらトリトドンの特性呼び水に吸われない仕様があります。
・もうひとつのタイプ一致のメインウエポンとして「ムーンフォース」を採用しています。水とフェアリーの技範囲がとても優秀です。
・「アクアジェット」は「アンコール」との選択でしょうか。「アクアジェット」は相手の残ったHPを刈り取るときや、こちらのHPが削られたときの最後っ屁としても使えます。相手が湿原誓いを「まもる」で凌ごうとしたり、カビゴン軸の「はらだいこ」や「のろい」を妨害したいときに「アンコール」は便利だと思います。
・最遅ミミッキュ(S90)より遅いので、ミミッキュ軸のトリパには積極的に選出していた気がします。配分は何も考えず控えめHCですが、相手のトリパに強くするために冷静にしてみるとか、もう少し考察してみてもよさそうです。
・専用技の「うたかたのアリア」は味方も巻きこむ範囲技なので、使いづらそうなので採用していません。
・同じタイプのカプ・レヒレとの差別化点としては、「めいそう」を積まなくても最初からかなりの火力が出る、「アクアジェット」「ほろびのうた」「アンコール」などのユニークな技を覚えられるといったところでしょうか。
・「みずのちかい」
→H252ウインディ(197-100) 229~273(確定1発)
→慎重HD252アローラガラガラ(167-145) 159-190(中乱数1発68.75%)
→H252ギガイアス(砂嵐状態)(192-100) 151-182(確定2発)
・「ムーンフォース」
→耐久無振りガブリアス(183-105) 260~307(確定1発)
→めちゃ固いガブリアス(187-125) 218~260(確定1発)
→耐久無振りカプ・コケコ(145-95) 142~169(高乱数1発87.5%)
→H252カプ・レヒレ(177-150) 91~109(確定2発)
・「くさのちかい」+「みずのちかい」の合体誓い
→耐久無振りカプ・コケコ(145-95) 226-266(確定1発)
→耐久無振りガブリアス(183-105) 203-239(確定1発)
→めちゃ固いガブリアス(187-125) 172-203(中乱数1発50%)
→H252ギガイアス(砂嵐状態)(192-100) 283-335(確定1発)
→耐久無振りカプ・テテフ(145-135) 160-183(確定1発)
→H252D4カプ・テテフ(177-136) 157-187(中乱数1発62.5%)
→H252進化の奇石ポリゴン2(192-116) 122-146(確定2発)
持ち物:拘りハチマキ
特性:威嚇
性格:意地っ張り
努力値:H124 A252 B4 D12 S116
実数値:181-178-101-×-102-130
・A:ぶっぱ。
H-B:陽気ガブリアス(A182)のダブルダメ「じしん」高乱数耐え(93.7%)。
S:最速ペリッパー(65族)抜き抜き。
・大火力で相手の頭数を減らす。威嚇でサイクルを回したり、相手の攻撃をしのいだり。また「しんそく」で仕留めきれなかった相手の掃討係も担ってもらいました。
・↓の記事のウインディの流用
持ち物:達人の帯
特性:ビーストブースト
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
実数値:185-×-67-179-151-170
技:パワージェム ヘドロばくだん めざめるパワー氷 まもる
・テンプレの臆病CSと技構成。
・湿原誓い中にビーストブーストして相手に圧力をかけたいと考えたので持ち物に火力アップアイテム。ただし命の珠はアシレーヌが持っているので、達人の帯を選択しました。岩毒氷の技範囲が広くて結構達人の帯が役に立ちました。達人の帯の他のメリットとしては、「パワージェム」でH252ウインディをちょうど確定1発で倒せる、「ヘドロばくだん」でカプ・テテフを高乱数で倒せる、「めざめるパワー氷」で耐久無振りガブリアスを確定で倒せる、また攻撃する際にHPが減らないのできあいのタスキを持っているように偽装できることでしょうか。
・ウツロイド+マッシブーン+テッカグヤの組み合わせが攻撃範囲や相性補完の面で優秀で、縦の並びも横の並びも強かったです。
・「パワージェム」
→H252ウインディ(197-100) 197-233(確定1発)
→D1段階上昇耐久無振りフワライド(225-74) 175~209(確定2発)
・「ヘドロばくだん」
→H252D4カプ・テテフ(177-136) 161~194(中乱数1発50%)
・「めざめるパワー氷」
→耐久無振りガブリアス(183-105) 187~226(確定1発)
持ち物:カクトウZ
特性:ビーストブースト
性格:意地っ張り
努力値:H68 A244 D196
実数値:191-209-159-×-98-99
技:ばかぢから どくづき れいとうパンチ まもる
・H:16n-1
A:性格補正がお得な感じの11n
D:残り全部
・Bは火力アップアイテムの無いウインディの「フレアドライブ」を耐えられるくらい十分に高いと思ったので、努力値はADベースの配分に。臆病拘り眼鏡カプ・コケコのダブルダメ「マジカルシャイン」やC特化ウインディのダブルダメ「ねっぷう」を確定で耐えたり、C下降補正テッカグヤ(C114)の「かえんほうしゃ」を2回耐えたり、特殊抜群技でもある程度は耐えられるようになりました。
・メインウエポンの「ばかぢから」は命中100%であること、威嚇が入っても、カクトウZで威力190の「ぜんりょくむそうげきれつけん」でH振りポリゴン2を高乱数で倒せること、ビーストブーストでAが上昇するので追加効果のAダウンがあまり気にならないことから採用しています。
・「どくづき」はフェアリータイプの処理を早めるため。またウツロイド、ウインディ、アシレーヌがガブリアスに「じしん」やZ「じしん」を打たれるだけで致命傷になるので、虫タイプのおかげで地面耐性を持つこいつに「れいとうパンチ」を持たせ、ガブリアスを迅速に処理するべきだと考えました。「きゅうけつ」や「とびかかる」などの虫タイプの技はヤレユータンのようなエスパーが少ないため採用しませんでした。
・Sに努力値を割いていないのでINC中2回あったマッシブーンミラーで両方とも先に動かれました。
・トリパのエースのギガイアスやカビゴン、起動役のポリゴン2に強いのはいい感じ。
・「ばかぢから」
→H252ギガイアス(192-150) 188~224(高乱数1発93.8%)
→H252ギガイアス(192-150) 300-354(確定1発)
→H252進化の奇石ポリゴン2(192-110) 270~320(確定1発)
→H252テッカグヤ (204-123) 183-216(低乱数1発37.5%)
・「どくづき」
→耐久無振りカプ・テテフ(145-95) 134~158(中乱数1発50%)
→H252カプ・レヒレ(177-135) 94~112(確定2発)
・「れいとうパンチ」
→耐久無振りガブリアス(183-115) 204~244(確定1発)
・被ダメージ
意地ウインディ(A178)の「フレアドライブ」 152~182(確定2発)
控えめウインディ(C167)のダブルダメ「ねっぷう」 138~164(確定2発)
臆病眼鏡カプ・コケコ(C147)のダブルダメ「マジカルシャイン」 152~182(確定2発)
控えめ眼鏡カプ・コケコ(C161)のダブルダメ「マジカルシャイン」 168~198(低乱数1発25%)
C下降補正テッカグヤ(C114)の「かえんほうしゃ」 80~92(超低乱数2発)
持ち物:オッカの実
特性:ビーストブースト
性格:意地っ張り
努力値:H100 A228 B4 D20 S156
実数値:185-165-124-114-124-101
技:ヘビーボンバー ニトロチャージ いわなだれ ワイドガード
・A:性格補正がお得な感じの11n
S:2加速で最速130族抜き
B、D:味方のウインディと並べたときに相手のポリゴン2のダウンロードで攻撃が上昇するように調整
H:残り全部
・いろいろごまかすために最後に入ってきました。ここまでメンツを決めてエスパーやフェアリー、地面への耐性(とくに「じしん」を「ワイドガード」で隣のポケモンもガードできる)がほしいと思ったので採用しました。「ヘビーボンバー」でカプ・テテフやバイバニラを仕留めます。
・湿原誓い中にビーストブーストでAが上昇するテッカグヤはかなり圧力があってとても頼もしかったです。
・環境に炎タイプが多い中、ジュナイパー・マッシブーン・テッカグヤと炎弱点が共通しているので、オッカの実で少しでも炎タイプの圧力をごまかせるようにしました。
・加速するテッカグヤは強かったけど、カミツルギを「ニトロチャージ」で1撃では倒せない、「ニトロチャージ」で加速して上から「いわなだれ」を打って怯みゲーしようと思ったけどあまりそんな場面はなかったので、テッカグヤの型は要検討。今使うなら「ヘビーボンバー・かえんほうしゃ・ワイドガード・ボディーパージ」の技構成でもありかもしれません。
・同じような型のテッカグヤを↓の記事でも使っています。
<QRコード>
癖は強いですが興味があれば使ってみてください。
<あとがき>
・湿原誓いパについてかなり詳しく書いたため、かなりの長文になりましたが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
・湿原誓いで上を取って、UBのビーストブーストを発動させながら相手を制圧するというPTを作れて自分の中では結構満足しています。INCでの1700台との対戦では5戦4勝とかなりいい感じでした。
・湿原誓いをアローラダブルの初期から考察してきましたが、自分ではこれ以上強くできないのでだれか強い感じにしてほしいなと思って一生懸命書きました。 御三家ポケモンとドーブル以外にもヤナッキー、ヒヤッキー、バオッキーといった3猿も誓い技を覚えるらしいです。
・とりあえずスカーフジュナイパーの上から、ジュナイパーまたはアシレーヌを処理するポケモンたちがキツいです。スカーフカミツルギとか、ファイアローとか、フワライド+スカーフカプ・テテフとか、毒Zフェローチェとか、フェローチェ+スカーフカプ・テテフとか。
<INCでのBV>
PGL見たら勝手にアップされていたので
・相手のレート1650
・相手の選出:ガブリアス、テッカグヤ、ウインディ、カプ・レヒレ(裏にカミツルギ、ポリゴン2)
・こちらの初手はジュナイパー+アシレーヌのコンビ。1ターン目にガブリアスに守られるも、次のターンに湿原誓いを決める。あとは上からバシバシ殴るだけ。
・相手のレート1718
・相手の選出:カプ・コケコ、アローラライチュウ、カミツルギ、ウインディ(裏にポリゴン2、オニシズクモ)
・こちらの初手はジュナイパー、ウツロイド。スカーフのジュナイパー「シャドーボール」で奇襲がうまくいきました。
・相手のレート:1715
・相手の選出:ファイアロー、プクリン、ガオガエン、カプ・テテフ(裏にカミツルギ、テッカグヤ)
・相手にファイアローがいるのでジュナイパーでトスするのはムリと考えて、ウインディ+ウツロイドを初手で選出。相手のファイアローによる「おいかぜ」のターンを、サイクル回しで受けきって凌ぐ展開を考えました。
・相手のレート1779
・相手の選出:カプ・テテフ、フワライド、ウツロイド、マッシブーン(裏にギガイアス、ウインディ)
・相手は言わずと知れたテテフライド。初手で「まもる」可能性の少ないフワライド方向に湿原誓いを放ち、後発ウツロイドのビーストブーストを発動させながら頑張る展開ができました。
<誓いパで試した他のポケモンたちの評価>
上の項目ほど自分の中で評価高いです。簡単に記しておきます。
・600族で固くて攻撃力があっていい感じ
・じめんZ持たせると、火力がヤバい
・上から「いわなだれ」で怯ませろ!
・メジャーすぎて環境に陽気ガブリアスのZ「じしん」耐え調整が蔓延していたので、相手の頭数を減らすという観点からすると、性格は陽気ではなく意地っ張りの方がよさそう。
・トリルごまかし天候対策要員。
・上からの岩雪崩強いが、遅すぎて湿原誓いを展開しても抜けないポケモンも多かった。
・草技が一貫するのでカミツルギがきつい。
・ほんとに相手が「トリックルーム」を使うのか見極める必要があったり。
実はJCSでこんな感じのPTを使用してD日程は14勝6敗で1605だったり。
・優秀な攻撃範囲。慎重HDで使用しましたがそれでも火力十分と感じました。
・ジュナイパーのゴーストタイプが被ってしまい、相手のミミッキュが止まらなくなるため解雇。
・ジュナイパーとアシレーヌと同じアローラ御三家の1匹。「ねこだまし」や相手のギミックやトリックルーム展開を妨害できる「ほえる」や「ちょうはつ」を覚えられるのはいい感じ。
・ガオガエンZの「ハイパーダーククラッシャー」かっこいい。
・微妙に火力が足りないし、「フレアドライブ」を打つとHP削られてHP管理が難しいし足が遅かったりで使いづらい。
・役割対象のカミツルギから弱点を突かれる「せいなるつるぎ」を打たれるのが辛い。
・「DDラリアット」のモーションがダサい
・地面耐性を持っている威嚇枠。環境に遅いガブリアスが増えているのでこいつの活躍できる余地はかなりありそう。
・環境に多いカミツルギ、テッカグヤ、ウインディに強いのはいい感じ。
・フェアリータイプに手出しできなくて辛い。
・Cが高く技範囲も申し分ないです。ビーストブーストをうまく発動できればめちゃ強い。
・特性避雷針が多い環境では動きづらい。相手にトゲデマルやアローラガラガラがいたら選出したくない。
・耐久が低いため、CSで運用するときは気合の襷がほしい場面がちらほら。
<おまけ>
マッシブーンを使っているうちにこのポケモンのことが大好きになりました。
Zパワーを身にまとったマッシブーン
オーラがスゴいぞ!!かっこいいぞ!!
自分が一番好きなマッシブーンのポーズ
拳を構え、力をぐぐっとためて・・・・・・
オーラを爆発させる!!
すごい勢いで相手に向かって突進する!!
かっこいいぞ!!マッシブーン!!!
「まもる」をする時も雄々しくポーズを決めるマッシブーン!!!
2連続「まもる」を失敗して、コータスの「ふんか」にやられるマッシブーン
/^A゜\う、うぉおおぉぉぉおおああぁあーー!!(ドッカアアァァァン!!)
相手のオニシズクモの「スーパーアクアトルネード」の前に散るマッシブーン
それでも自分の筋肉を見せつける姿が凛々しいです
ポケリフレでポーズをとるマッシブーン①
その筋肉ホレボレするぜ!!
ポケリフレでポーズをとるマッシブーン②
とてもかわいい
いやいやきみ「たがやす」覚えないでしょ
INC中の記念撮影
そういえば新作の発売が決定しましたね
自分の誕生日は11月30日です
— すきやバイト (@baitopoke) 2017年6月6日
みなさんよろしくお願いします